28年間童貞を極めた友人が結婚した話

●この記事は8分で読めます。
●非モテが結婚に至るまでのストーリーがわかります。

常にモテていなかった友人、ツヨシ(仮名)

ツヨシとは大学時代に知り合いました。
同じサークルの仲間です。
一緒にフットサルをやっていました。

真面目で良いやつです。
サッカーも上手い。
ただ、モテない。

なんでモテないのかと言うと、
真面目すぎたり、
そもそも恋愛経験が少なかったりと
理由はたくさんあるんですが、

一番は「自分はモテないと思っている」
という観念を持ってしまっていること
だったんじゃないかと思います。
というより、恋愛へのブレーキが
強かったのかもしれません。

やはり、大事なのはマインドの部分です。

ツヨシは、基本的にイジられキャラでした。
サッカーをやっているときは
普通に上手いんで、
男らしくて格好良いけど、

普段はダサいんですよね。
絶妙にダサい感じです。
後輩にもイジられてしまう状態。
(愛されてるわけですがw)

格好良くしよう、恋愛をしようという意識が
あまりなかったんだと思います。

正直、顔だけで言えば
ツヨシよりもかっこよくない友人もいましたが
その友人の方が彼女を作ったり遊んだりと
全然モテていました。

やはり、マインドです。
欲望と意思の問題です。

とはいえ、
恋愛はなかったものの、なんだかんだで
楽しい生活を送っていました。

社会人になっても、童貞のツヨシ

大学を卒業して、それなりの企業に就職したツヨシ。
サークルのメンバーでは時々集まって
スポーツしたり飲んだりしてたけど、
相変わらず恋愛の要素はなかった。

そこで、一回ふたりで焼肉食べてるときに
改めて聞いてみたんです。

「どんな子がいいの?」と。

そうすると、
「ん〜・・・」という感じで
明確なタイプが出てこないわけです。

そして何より衝撃だったのは、
実家に住んでいたツヨシは
「晩御飯の要否をお母さんに2日前に言わなければならない」
という実家ルールをもっていました。

強烈ですよね。

そう、過保護でした。
ここは間違いなくツヨシの
恋愛へのブレーキとなっていました。

恋愛において、
家庭環境が与える影響は非常に大きいです。

恋愛を良しとしていない家庭も多いですし、
親のことを気にして行動に制限がかかってしまう人も多い。

なので、この話を聞いたときに
ツヨシが28年間童貞であった理由が
少し納得できました。

突然の出会い

会うたびにツヨシに恋愛の様子はなかったんですけど、
たった半年ほど会っていない間に、
衝撃の事実を聞きました。

ツヨシ「おれ、彼女できた・・・」

そう、ツヨシに彼女ができたのです。

彼と彼女の出会いは、
社内の飲み会でした。

たまたま一緒になった飲み会で、
少し会話をしたことがきっかけ。

その時に本を貸し借りする話になり、
恋が芽生え始めたのでした。

その後、その彼女を紹介してもらったんですけど
めちゃくちゃ可愛くて良い子です。

申し訳ないけど、少し驚きましたw

そこから順調にデートを重ねて、
彼らは結婚するに至りました。

ツヨシ自身は、
自分の性格を急変させたわけではないです。

むしろ彼の良い部分である、
真面目さや誠実さが彼女によく伝わり、
二人は結ばれたと思います。

「マインドを変える」ということは、
無理やり自分の性格を180度変えるというよりは、
人間力を底上げするイメージです。

もちろん、
変えなければいけない部分もありますが、
根本的なその人本来の「良さ」はずっとそのままです。

なぜ、ツヨシに彼女ができたのか?

いったいなぜ、
28年間も童貞だった
ツヨシに彼女ができたのか。

一番大きいのは、
「マインドの変化」です。

彼は、たまたま訪れた出会いを
小さな勇気を振り絞って
行動に移しました。

周りの友人たちがどんどん結婚していき、
また、逆に親からも結婚を求められるようになり、
今までのブレーキが外れたわけです。

そして次に大事なことは、
「ツヨシにぴったりの女性が現れた」
ということです。

これは彼が覚悟を決めたからだと思います。
また、そもそも恋愛自体は
すべて「錯覚」です。
自分の心の内面が一番現実に反映されやすい分野です。

自分は絶対にモテない、
そう思っていても、
必ずどこかしらにチャンスが転がっています。

少しの努力と
マインドの変化で、
「彼女を作る」「恋愛を楽しむ」ことは可能です。

以上、28年間童貞だった友人が
無事に可愛くて素敵な女性と結婚したお話でした。

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